2010年 02月 13日
今日はひょんなことから、ちょっとした通訳を頼まれた なんでも、近くのホテルで香港からのお客さんが怪我をされて、腰をやってしまって、寝たきりっていうと相当深刻に聞こえてしまうが、文字通り横になって安静にしているしかないって状況になってしまって、入院して結局状況は変わらないということで、ホテルで静養されていた。しかし、いかんせん言葉が通じないとホテルの方も、お客さんも大変だということで、ちょっと通訳的なお手伝いをさせてもらった。 観光してる時の言葉の壁ももちろん大変だろうが、こういう緊急の状況になってしまうと、お客さんも対応するホテル側もホントに大変だ。細かく説明し出したらきりがないが、言葉の必要性をまざまざと感じる。 ところで、そんな大変な状況に対しての、ホテルの皆さんの対応には本当にいろいろ勉強させてもらえた。お客さんが怪我をされたその瞬間から、精一杯の迅速な対応はもちろん、損得勘定抜きで誠意を尽くしていた。僕に通訳を依頼してくれたのも、まず、お客さんのストレスを和らげてあげたいとの思いが第一だった。無論、細かい保険関係やら、その後の対応についてのコミュニケーションの必要性は言うまでもないが。 そして、僕はホテルサイドとお客さんの橋渡し役を務める中で、ホテルサイドの誠意がお客さんにも強く伝わり、お客さんもストレスが溜まる状況の中でも、本当に感謝されているのがよくわかった。ホテルの責任者の方も、僕が様子を伺いに行くときは必ず同伴して直接コミュニケーションをとっていた。言葉は伝わらずとも、声の調子や顔の様子でお互いの気持ちは十分に通っていた。 今日(2/13)の時点では、まだ、帰国の段取りはついていないが、数日中に早く帰国できてほしいと思う。彼らの不安感は計り知れない。
by torumuramatsu
| 2010-02-13 22:36
|
ファン申請 |
||