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“ちいおり”に暮らして -Moments at Chiiori- 

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2010年 04月 21日

ガスレンジの堪忍袋

下手に掃除を始めると、止まらなくなる。

台所を片付けて、ガスレンジのトップを拭き始めたのがことの始まりだ。
当然、当たり前の日常作業。日々、油が飛んだり、吹きこぼれたりで、汚れる。
毎日、拭くわけだ。

しかし、細かい部分に溜まったゴミや、焦げ付きは、まさに、積もって山になる塵のごとし。
普段は、見過ごしがちだが、一線を越えると途端に形相を変える。堪忍袋の緒が切れるわけだ。

こうなったらもう、状況が安全域からデンジャーゾーンに変わる。
今その場でやるしかない。

そして、予期せぬ作業が始まってしまう。
このような、解体作業さえ伴う、掃除を始めると、適当なところで中断することができない。
綺麗になった部分がでてくると、その奥の汚れた部分を放っておく訳にはいかない。
こうして、予定外に大幅に時間を消費してしまう。

これは、怠慢の結果というより、やはり管理システムの欠陥の問題だ。
汚れていないように見える部分、細かい部分でも、毎日少しずつ掃除をしておくだけで、こんな事態はおそらく免れるし、トータルの労働、経費、その他も押さえられるはずだ。
システムが無いと目の前に見えるものごとへの対応しかできない。

一生懸命働くことは前提だが、それは闇雲に働くこととはおそらく違う。
逆に時として、猛烈に働くことによって、直視しなければならない事実を暗に無視することさえある。

第一の目標と、長期的な計画を持って、システムを構築し、頭脳を使ってそのシステムを日々管理し、より効率的な労働作業を行うことが、心にも余裕が持てて、最大限の発展を促進することか、とも思う。

by torumuramatsu | 2010-04-21 22:47


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